減量手術を受けたい。

きっかけは逆食性食道炎だった。


どこの内科に行っても、薬を処方してもらっても、止まらないゲップと吐き気と胸焼けが治らず。


ググって見つけた病院が四谷メディカルキューブだった。
専門的に逆食性食道炎を診てくれるようで、藁をもつかむ思いで行ったのだ。


すると、今まで飲んだことがない薬が処方され、胃カメラ・バリウム検査をすることに。


結果、薬で落ち着いているが、症状としてはあるのだから、逆食なのだろうと。所見としては軽いものだと言われた。


しかし、長年の薬の副作用で毎日下痢をし続けていて、気持ちとしては手術をしてほしいところだった。
だが、薬が下痢の原因かは確定できず、大変な思いをして手術して下痢が治らなかったら意味がない、と。


それより、逆食の原因は太っていることにあるのでは?と。
大体、血液検査の結果からしても、肥満による症状が出ているし、この若さ(?)で杖がなければ歩けないというのは問題ではないかという。
全てが『高度肥満』を体現しているとの見解だった。


だから、逆食の手術ではなく、減量手術を考えてみてはどうか?というのが先生の提案だった。


次の診察まで、色々考えた。
聴きたいことをEvernoteに整理した。
診察当日は、タブレットを先生に見せ、伝えたいことを伝え、すべての疑問に答えてもらった。
スリーブ胃切除術が保健が利くとのことだったので、それを選んだとして、他にいくらかかるのかが大問題だった。
私には蓄えがない。大金は出せない。


術後飲まなければいけないサプリメントが月3,000円程度とのことだったので、かかるといっても数万円かな…と思っていたがどっこい、


『パッケージで40~50万円』


とのことだった。
それは無理ですと。せっかく勧めていただき、その気にもなりましたが、出せませんと。


すると、『他院で受けるという手もある。他院なら安いかもしれない』と代替案を出してくださった。


勧められたのが、住んでる地域から、都立多摩総合医療センターと東邦大学医療センター佐倉病院だった。


東邦大学は、ネットで見たところ、四谷と同じく手厚いフォローでやはり40万円ほどかかるようだった。


多摩総合医療センターは都立のできっと安いに違いないと電話して聴いてみると、丁寧に教えてくださり、すべて保健診療の範囲とのことだった。


ということで、私の選択肢は一つに定まった。


次回、四谷の診察にて、再び出て来た疑問点をぶつけつつ、紹介状を書いていただこうと思っている。


しかし、ここまで踏み切るには悩んだ。
きっと常食が食べられないひと月、私は手術を受けたことを後悔するだろう。メンタルを患っている私には特に、ツラすぎるに決まってる。
でも、いつ脳の血管が切れてしまうんだろうとか、歩けないツラさ、たまらない腰痛、逆食性食道炎、街中で指を差して笑われるなんて、こととオサラバできるなら、頑張ろうじゃないかと思える。


もともと私は47kgで、ウェストが細く、Sサイズも緩いほど痩せていた。痩せすぎというほどではなかったが、ベスト体重をキープしていた時代があった。スタイルに自信もあった。


それが街で笑われるのだ。
こんな悲しいことはない。
もちろん健康優先だが、私の心を傷つけるのには充分な出来事だった。 
そこまで戻れるとは思っていないが、標準になりたい。


途中で挫折しないよう、情報は仕入れている。
キツいのは覚悟の上だ。



私は間もなく、スタートラインに立とうとしている。
まだ、手術を許されるかも解らない。
ぶつかっていくしかない。


もし、許されたら、このブログで経緯を記して生きたいと思っている。


まだ、スタートさえしていないが、意気込みをまず、記しておく。